新聞記事から考える 33:エアバス機の影響、強い太陽光の影響を予想してみた

新聞記事から考える

 エアバス社の飛行機「A320」系に異常が生じ、欠航などが出ている。

 当社の声明によれば、「強い太陽光の影響で飛行制御に不可欠なデータが損傷する恐れがある」という。太陽光でデータが壊れる?洗濯物を干していると色が抜けるのとはちょっと次元が違う。いったいどんな現象なのか、と一般人なりに勝手に予想してみることにする。

 まず「強い太陽光」と聞くと、どうしても真夏の海水浴場で照りつけるギラギラの光を想像する。だが飛行機の制御システムを壊すほどの力があるとすれば、ただの日焼けレベルの話ではあるまい。もしかすると、本当に影響しているのは太陽そのものではなく、“太陽フレア”ではないか?太陽フレアは宇宙版の「カッとなってやった」であり、爆発的なエネルギーと電磁波を撒き散らすことで知られている。

 そしてこの電磁波、波長が短くなるほどエネルギーが高いという性質を持つ。紫外線よりX線、X線よりガンマ線という具合に、短くなるほど攻撃力アップ。RPGの武器のレアリティみたいなものである。

 では、この高エネルギー電磁波がどう影響するのか。私の乱暴すぎるイメージではあるが、電磁波という名の“野球ボール”が、剛速球ピッチャー顔負けの速度で飛行機の電子機器に直撃しているようなものだと考えている。「あっ、いった!」と叫ぶ間もなく、大事な制御データに傷がついてしまう。しかも相手は全方向から無差別に投げてくるため、防ぎようがない。まるで全球ストレートの大谷翔平と対戦している気分である。

 もちろん、これはあくまで私の勝手な予想である。今後の専門家による発表を待つことにする。続報に注目したいところである。

参考情報

2025/11/30  日本経済新聞:エアバス1000機で機器交換 数週間所要か 世界で欠航・遅れ、ANAきょう一部欠航

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