【なんか気になる研究所】 49 見えない危険を『見える』ようにする。それだけで安心感は変わる:一酸化炭素チェッカー

なんか気になる研究所

先日、一酸化炭素チェッカーという商品を見かけた。

キャンプやテントサウナ、車中泊などで使う、一酸化炭素を測定するための機器である。

これは良い商品かもしれない

一酸化炭素は、目に見えない。

臭いもしない。

だから、一番怖いのは「危険だと気付けないこと」なのだと思う。

ニュースでも、一酸化炭素中毒の事故はたびたび報じられている。

ストーブやガスコンロなど、自分も普段使っているものが原因になることもある。

そう考えると、「自分には関係ない」とは言えない。

もちろん、火を使う以上、危険をゼロにすることは難しい。

でも、この商品があることで、

「もし異常が起きたら知らせてくれる」

という状態を作ることができる。

それだけでも安心感は大きく変わるだろう。

この商品には、一酸化炭素濃度の数値も表示される。

正直なところ、警報が鳴るだけでも最低限の役割は果たせるのかもしれない。

それでも、私は数値も表示されることに価値を感じた。

今どれくらいの濃度なのか。

危険なレベルまで近づいているのか。

そうした情報が見えることで、機械任せではなく、自分でも状況を理解できるからだ。

最近は、「見える化」という言葉をよく耳にする。

仕事でもデータを見える化したり、進捗を見える化したりすることが増えた。

この一酸化炭素チェッカーも、ある意味では「危険の見える化」をしている商品なのだと思う。

この商品を見て感じたのは、

「安心・安全」とは、危険がまったくないことだけではなく、危険に気付ける状態を作ることも該当するのかもしれない。

ということだった。

派手な商品ではない。

しかし、普段は意識しないリスクを「見える化」し、安心して楽しめる環境を作る。

安全を確保することを考えた時、そこまで高額な商品ではない。

そんな縁の下の力持ちのような商品だからこそ、少し印象に残った。

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