先日、一酸化炭素チェッカーという商品を見かけた。
キャンプやテントサウナ、車中泊などで使う、一酸化炭素を測定するための機器である。
これは良い商品かもしれない
一酸化炭素は、目に見えない。
臭いもしない。
だから、一番怖いのは「危険だと気付けないこと」なのだと思う。
ニュースでも、一酸化炭素中毒の事故はたびたび報じられている。
ストーブやガスコンロなど、自分も普段使っているものが原因になることもある。
そう考えると、「自分には関係ない」とは言えない。
もちろん、火を使う以上、危険をゼロにすることは難しい。
でも、この商品があることで、
「もし異常が起きたら知らせてくれる」
という状態を作ることができる。
それだけでも安心感は大きく変わるだろう。
この商品には、一酸化炭素濃度の数値も表示される。
正直なところ、警報が鳴るだけでも最低限の役割は果たせるのかもしれない。
それでも、私は数値も表示されることに価値を感じた。
今どれくらいの濃度なのか。
危険なレベルまで近づいているのか。
そうした情報が見えることで、機械任せではなく、自分でも状況を理解できるからだ。
最近は、「見える化」という言葉をよく耳にする。
仕事でもデータを見える化したり、進捗を見える化したりすることが増えた。
この一酸化炭素チェッカーも、ある意味では「危険の見える化」をしている商品なのだと思う。
この商品を見て感じたのは、
「安心・安全」とは、危険がまったくないことだけではなく、危険に気付ける状態を作ることも該当するのかもしれない。
ということだった。
派手な商品ではない。
しかし、普段は意識しないリスクを「見える化」し、安心して楽しめる環境を作る。
安全を確保することを考えた時、そこまで高額な商品ではない。
そんな縁の下の力持ちのような商品だからこそ、少し印象に残った。

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