【なんか気になる研究所】 43 「覚え続ける」をやめるだけで、こんなに楽になる。野球用インジケーターを見て気付いたこと

なんか気になる研究所

「エバニュー プラインジケーター 野球用 EKC090」を見つけたとき、最初に思ったのは「こんな商品があるんだ」という驚きであった。

野球の審判は、ストライク・ボール・アウトのカウントを常に管理しなければならない。そのため、このような専用のカウンターがあれば、とても便利だと感じた。小さくて軽いためポケットにも入れやすく、地域の大会や少年野球など、電光掲示板がない環境では特に活躍しそうである。

しかし、私が面白いと思ったのは、単にカウントを記録できることではない。

この商品の価値は、「覚え続ける」という負担を減らしてくれることにある。

人は何かを覚え続けているだけでも、意外と脳のリソースを使っている。「今のカウントは何だったか」と頭の中で管理し続けることは、ワーキングメモリを消費し、本来集中すべきことへの妨げにもなる。

このインジケーターがあれば、カウントは道具に任せられる。その分、審判は判定や試合の流れをしっかり見ることに集中できる。つまり、この商品は「カウントを数える道具」というよりも、「ジャッジに集中するための道具」と言えるのではないだろうか。

さらに、この商品は審判だけのものではないと思った。

例えば、友人同士で野球をするときや、バッターやピッチャーとしてプレーしているときでも、「今のカウントは何だっけ」と迷うことは意外とある。そんなときでも、このインジケーターがあれば簡単に確認できる。

また、「決まった回数を記録する」という仕組みそのものは、野球以外にも応用できそうだと感じた。

仕事でも、やるべきことを頭の中だけで管理していると、「忘れてはいけない」という意識が常に残り、集中力や精神的な余裕を奪ってしまう。チェックリストやメモを使うと気持ちが楽になるのも、記憶を外に預けられるからなのだろう。

野球用品というニッチな商品ではあるが、「頭で覚え続ける負担を減らす」という考え方を形にした、とても面白い道具だと感じた。野球をする人なら、一つ知っておくだけでも役立つ場面があるかもしれない。

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