プラズマボールという商品を見つけた。
ガラスの中で稲光のような放電が走り、指を触れると、その放電が指先に集まる。
動画を見た瞬間、
「あ、これ面白そう。」
そう思った。
この商品の魅力は、何か便利なことができるわけではない。
生活が劇的に変わるわけでもない。
でも、なぜか心をつかまれる。
その理由を考えてみたら、子どもの頃の気持ちを思い出させてくれるからなんじゃないかと思った。
稲光って、不思議な存在である。
危なそうだけど、同時にどこか格好いい。
そんな稲光が、自分の目の前で動く。
しかも、ただ眺めるだけではない。
指を近づけると、その稲光が自分の指に向かって伸びてくる。
まるで自分が雷を操っているような感覚になる。
もちろん、本当に操っているわけではない。
でも、その「そんな気分になれる」というのが面白い。
子どもの頃なら、
「必殺技!」
なんて言いながら遊んでいたかもしれない。
大人になった今でも、そのワクワクは意外と変わらないのかもしれない。
実用性だけで考えたら、たぶん買わない。
でも、「面白そう」という理由だけで欲しくなる。
そんな商品があってもいい。
むしろ、そういう”無駄だけど楽しい”ものがあるから、生活は少し面白くなるのかもしれない。
毎日使うものではない。
誰かに「何の役に立つの?」と聞かれたら、うまく答えられない。
でも、デスクの上に置いて、ぼーっと放電を眺めたり、たまに指を近づけて「おおっ」となる。
それだけで十分価値がある気がする。
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