【なんか気になる研究所】 29 窓拭きロボットを見て思った。「これは時短じゃなくて、0を1にするロボットだ」

ロボット掃除機と聞くと、床の上を走り回ってゴミを吸い取るものを想像する。

でも、今回見つけたのは違った。

窓を掃除するロボットである。

ECOVACSの「WINBOT MINI」は、窓に張り付いて自動で窓を拭いてくれるらしい。

これを見たとき、最初に思った。

「ロボット掃除機って、ついに窓まで掃除するようになったのか。」

正直に言うと、私は普段、窓掃除をほとんどしない。

窓が多少汚れていても生活はできるし、自分で拭くのは面倒くさい。高いところもある。だから「まあ、今度でいいか」となり、その今度はなかなか来ない。

だからこそ、このロボットに面白さを感じた。

時短家電というと、30分かかっていた作業を5分にするイメージがある。

でも私の場合、そもそも窓掃除をしていない。

つまりこれは、30分を5分にするロボットではない。0回だった窓掃除を、1回にしてくれるロボットなのだ。

自分では面倒でやらなかった。でも、ロボットが代わりにやってくれるなら、「じゃあ窓も掃除してみようかな」となるかもしれない。

今までやっていた家事を楽にするのではなく、今までやっていなかったことを、できることに変えてくれる。

考えてみると、私は新しい道具や技術によって「できることが増える」という感覚が好きなのだと思う。

新しいExcelの機能を覚える。Pythonを使えるようになる。AIを使って、一人では難しかったことができるようになる。

窓拭きロボットも同じだ。

実際に窓を拭くのはロボットだけど、結果として、自分が家をきれいにできる範囲は広がる。

なんだか、ゲームで新しい装備を手に入れて、自分のレベルが一つ上がったような感覚である。

ロボットは、人間がやっていたことを代わりにするだけではない。人間が面倒でやっていなかったことまで、「できること」に変えてくれる。

そう考えると、窓に張り付いて掃除するこの小さなロボットが、なんだかちょっと欲しくなってくる。

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