先日、「九州電力が冷凍棒ずしをEC販売する」というニュースを見かけた。
最初に思ったのは、とてもシンプルな疑問だった。
「電力会社が、なぜ寿司を売るのだろう。」
電力会社といえば、発電して送電し、家庭や企業へ電気を届ける会社というイメージが強い。
そのため、食品をインターネットで販売するという組み合わせは少し意外だった。
ただ、このニュースを見ていて、以前のことを思い出した。
北陸電力も、本業とは直接関係がないように見えるソフトウェア関連の事業へ関わっていたことがあった。
一度なら「たまたまかな」と思う。
でも、二社続くと少し気になってくる。
もしかすると、これは九州電力だけの話ではなく、電力会社という業界全体に共通する動きなのではないだろうか。
そう考えるようになった。
電力会社は、昔から地域のインフラを支えてきた会社だ。
経営基盤もしっかりしていて、比較的保守的な業界という印象を持っていた。
だからこそ、本業とは違う分野へ積極的に挑戦していることが不思議に感じた。
自分なりに考えてみると、一つ思い当たるのが電力自由化だ。
競争が進み、これまでのように電力事業だけで成長を続けることが難しくなった結果、新しい収益源を探す必要が出てきたのかもしれない。
もちろん、これは現時点では私の仮説である。
ただ、このニュースをきっかけに興味が湧いたのは、寿司そのものではない。
本当に気になったのは、
「他の電力会社は、どんな新規事業をやっているのだろう。」
ということだった。
もし調べてみて、
- 食品
- ソフトウェア
- 通信
- 不動産
- データセンター
など、さまざまな分野へ進出していることが分かれば、それだけでも面白い。
さらに、その事業を始めた時期を並べてみると、電力自由化や市場環境の変化と重なるのかもしれない。
そうすると、「どんな事業をやっているか」という点だけではなく、「なぜそのタイミングで始めたのか」という背景も見えてきそうだ。
最近は、ニュースをそのまま読むだけではなく、「他にも同じような事例はないだろうか」と考えることが増えた。
一つの出来事だけでは分からなくても、複数の事例を並べることで、業界全体の流れが見えてくることがある。
今回のニュースも、私にとっては「電力会社が寿司を売る」という話ではなく、「電力会社という業界を知る入口」だったのかもしれない。
今後、他の電力会社の新規事業も調べながら、本当に共通する背景や経営戦略があるのか、少し追いかけてみたいと思う。
参考情報
2026/07/29 日本経済新聞:九電、冷凍棒ずしをEC販売

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