今回もAIエージェントに関する話題である。
「熟練者の勘をAIエージェントが代行する」という記事を読んだ。
正直、AIエージェントという言葉について、まだ自分の中では少しふわっとしている。
前回、在庫管理のAIエージェントの記事を読んだことで、「人が見て判断していたものを、AIが代わりに見て提案してくれるものなのかな」という感覚は少し出てきていた。
そんな中で、今回は「熟練者の勘」である。
これは気になる。
熟練者の勘をAIが代行すると聞き、最初は次のような内容だと思った。
建設やプラント設計の話なのだが、現場で人が手を動かしてやっている作業にAIエージェントを適用するのかと思ったのである。
しかし、読み進めると少し違った。
今回の話は、建設やプラント設計で使う専門ソフトの操作に関するものらしい。
BIM(Building Information Modeling)などの設計ツールでエラーが出た時に、その原因を探し、設定を調整し、うまくいくまで試行錯誤する。
その部分をAIエージェントが代行する、という話のようである。
なるほど、そういうことかと思った。
熟練者の勘というと、現場でのアナログな判断力を想像してしまう。
しかし今回の「勘」は、専門ソフトを使い込んだ人が持っている操作上の経験値に近いのだと思う。
「あ、このエラーはたぶんこの設定だな」
「ここを少し変えれば通るかもしれない」
「前にも似たような不整合があったな」
そういう、マニュアルだけではなかなか身につかない判断である。
これはかなり分かる。
専門的なソフトは、触っていないと本当に分からない。
エラーが出ても、何が原因なのか分からないまま時間だけが過ぎていくことがある。
そして詳しい人に聞くと、一瞬で直ったりする。
あれは魔法ではなく、経験の積み重ねなのだろう。
ただ、業務ではその差がかなり大きい。
引き継ぎの時もそうである。
知っている人にとっては当たり前の操作でも、引き継いだ人には全然分からない。
下手に触ると壊しそうで怖い。
新しい機能を作るどころか、まず既存のエラー対応で止まってしまう。
そこにAIエージェントが入ってくれるなら、かなり助かるのではないかと思った。
今回の記事を読んで、AIエージェントのイメージがまた少し具体的になった。
人が詰まりやすい作業の間に入って、原因を探し、試し、直るまで回してくれる存在。
もしこれがいろいろな専門ソフトに広がるなら、かなり業務の助けになりそうである。
参考情報
PR TIMES: 熟練者の「勘」をAIエージェントが代行。Arent、設計の試行錯誤を自走して解消する「設定最適化技術」で特許を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000063436.html

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