「変なホテル」が大阪に2店舗オープンするらしい、という記事を読んだとき、私は「懐かしいなあ…」と思わずしみじみしてしまったのである。
というのも、私は約5年前、東京・羽田の変なホテルに宿泊した経験がある。「これが近未来の世の中の一側面なのかなあ?」と思わず感じた一夜であった。ということで、その時の体験談を記載しようと思う。
まず、受付である。普通のホテルなら優しそうな笑顔のスタッフが「お疲れさまでした」と迎えてくれる。しかし変なホテルでは、受付に立っているのは人間ではない。恐竜や人形型のロボットである。あの瞬間、「異世界転生したのか?」「いや、これは近未来SFの導入シーンだろうか?」と思った。特に人型ロボットの方は、微妙にリアルな顔立ちをしているのである。ちょっと不気味で怖かったと記憶している。
ホテル内部は至って普通である。部屋も清潔、ユニットバスも問題なし。「変」という名が付いているのに中身が普通という、このギャップがまたクセになる。例えるなら、見た目は激辛カレーなのに食べてみたら中辛だった、みたいな拍子抜け感だ。でも、それはそれでよい。
宿泊料金は当時で1泊6700円ほどだった。今思えばかなり安い。当時の他のホテルの値段とそう変わりなかった。
そんなわけで、変なホテルの私の思い出は、総じて「変だけど楽しい」「受け付けは少し不気味だけどホテルは普通」という体験であった。大阪に2店舗増えるという話を聞き、「あの恐竜がついに関西弁をしゃべる日も近いのでは?」と勝手に期待してしまう。もし「なんでやねん」と首を振る恐竜ロボットが爆誕したら、それはそれで観光名所として成立しそうである。
参考情報
2025/11/22 日本経済新聞:「変なホテル」、大阪ミナミに2軒

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