ソニーがプロ野球をアニメ調にデフォルメした映像作品を発表したらしい。
まさに「もしプロ野球をアニメの世界で表現したら?」という、ファンタジーとスポーツのコラボである。2025年の読売ジャイアンツと広島東洋カープの実際の試合を元にしており、現実のプレーをアニメ調にデフォルメして再構築した感じだ(下記がその動画である)。
本動画はサンリオとコラボしている。なんと、あのキティちゃんや、ばつ丸までが野球をプレーしているというのだから驚きである。
また、ソニーの技術を使って当時の試合をデータ化し、ボールの軌道や選手の動きを再現しているという。
こういう試みは野球の知名度をさらに広げるための突破口となり得る。実際、野球に興味がなかった子どもでも「キティちゃんが出るなら見てみたい!」と食いつく可能性が高い。いわば、野球という“固いおせんべい”に、サンリオという“甘いチョコレート”をコーティングしたようなものだ。気づいたら手が止まらずバリバリ食べてしまう現象が起きるかもしれない。
そして、こういう発想は野球に限らず、あらゆるスポーツに応用できるポテンシャルがある。サッカーなら、ハローキティが華麗なヒールリフトを決めたり、ばつ丸がスライディングタックルで派手に転がったりする姿が想像できる。テニスなら、空振りした瞬間に大きな汗マークが飛び散るアニメ的演出も違和感がない。むしろ欲しい。スポーツ観戦が苦手な人でも「アニメなら見られる」という層が一定数いるので、その橋渡しになる可能性は大いにある。
総じて、今回のソニーの取り組みは、現実とフィクションの境界をゆるく溶かしていく“未来のエンタメ実験”であると思う。野球という古くからの文化を、アニメという新たな媒体で再構築することで、まったく新しいファン層の獲得につながるかもしれない。個人的には、この流れがどこまで広がるのか非常に楽しみである。いっそ、すべてのスポーツがアニメ化された“アニメ五輪”なんかが開催されても面白そうである。
参考情報
日経MJ(流通新聞):ソニー、プロ野球戦をアニメ風に

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