【株主優待まとめ】発表された優待関連情報を紹介|2026年9月5日〜9月11日

株主優待

はじめに

2026年9月7日から11日までに公表された、株主優待に関係する情報をまとめました。

今回取り上げるのは14社です。

本記事では、次の4点を会社ごとに整理しました。

  • その会社は何をしている会社なのか
  • 今回、株主優待の何が変わったのか
  • 優待を受けるために何株必要なのか
  • 開示を読むうえで、どこに注意すべきか

今回は、イクヨとHUMAN MADEによる優待制度の導入、アルビスによる条件付きの制度廃止、ROBOT PAYMENTと大成温調による株式分割への対応などが発表されています。

また、はてなの発表は優待制度の変更ではなく、記念優待に関する費用の計上です。適時開示に「株主優待」という言葉が含まれていても、必ずしも制度の新設や変更とは限らない点に注意が必要です。

各社の紹介欄には、会社情報と今回の発表を確認できる公式IRへのリンクを掲載しています。個別PDFを確認できない場合は公式IR一覧ページへリンクしているため、記載した日付の資料を確認してください。

注意事項

本記事は、各社の適時開示や公式サイトを基に情報を整理したものであり、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。

株主優待は、今後変更または廃止される可能性があります。株価も常に変動するため、実際に取引する際は、各社の最新開示や証券会社の情報を必ず確認してください。

今回紹介する14社の一覧

コード会社名発表の種類株主優待・変更内容の要点最低必要株数主な追加条件公式IR
4932アルマード拡充・内容変更ECサイト用クーポンを全区分で2,000円増額100株基準日は9月末公式IR
6186一蔵一部変更閉店に伴い、京都の対象レストランを優待メニューから削除100株基準日は3月末。複数の優待から1つを選択公式IR
7856萩原工業内容決定・継続決定2026年分の商品を決定。廃止予定だった制度を2027年以降も条件変更のうえ継続2026年分は100株、2027年以降は300株2027年以降は1年以上の継続保有が必要内容決定制度再開
9009京成電鉄拡充優待乗車証と交換できる入浴券、入園券、映画鑑賞券を追加100株交換には優待乗車証を使用公式IR
7475アルビス廃止公開買付けの成立を条件に制度を廃止。2026年3月末分が最後なし(制度廃止)2026年9月末以降は実施しない予定公式IR
4374ROBOT PAYMENT分割対応1株を2株に分割するため、優待の株数区分を2倍に変更分割後200株上位区分は1年以上の継続保有が必要公式IR
7273イクヨ新設1,000株以上の長期保有者に年間6万円分のQUOカード1,000株1年以上継続保有。国内居住株主が対象公式IR
1904大成温調分割対応1株を4株に分割するため、必要株数を4倍に変更。優待額は実質変更なし分割後1,200株2027年3月末分から適用公式IR
6577ベストワンドットコム一部変更・縮小デジタルギフトを廃止し、クルーズ旅行割引券を継続100株デジタルギフトは2026年7月末分が最後公式IR
3135マーケットエンタープライズ利用範囲の変更デジタルギフトの交換先からHuluチケットを削除500株1年以上継続保有。年2回実施公式IR
5868ロココ内容決定100株以上にQUOカード、500株以上の長期株主にカタログギフトを追加100株追加優待は500株以上を1年以上保有公式IR
456AHUMAN MADE新設保有期間に応じて株主限定オリジナルグッズを贈呈100株原則1年以上。初回のみ保有期間要件なし公式IR
9262シルバーライフ基準日変更優待基準日を1月末から7月末へ変更200株2027年1月末分は実施せず、次回は2027年7月末公式IR
3930はてな決算関連・制度変更なし上場10周年記念優待に関する見積費用74百万円を計上記念優待は300株2026年7月31日基準の今回限りの優待公式IR

14社の株主優待関連情報

1.アルマード(4932)|ECサイト用クーポンを全区分で2,000円増額

どんな会社か

アルマードは、卵の殻の内側にある「卵殻膜」を活用した化粧品や美容食品、サプリメントなどを開発・販売する会社です。

卵殻膜に関する研究を進めながら、美容・健康分野の商品を展開しています。

今回の株主優待

毎年9月末を基準日として贈呈している、株主専用ECサイト用クーポンの金額を変更します。

すべての株数区分で、クーポンの金額が一律2,000円増額されます。

必要株数変更前変更後
100株以上500株未満1,000円分3,000円分
500株以上1,000株未満3,000円分5,000円分
1,000株以上5,000円分7,000円分
  • 最低必要株数:100株
  • 基準日:毎年9月末
  • 発表の種類:拡充・内容変更

ここをどう見るか

今回の変更では、最低必要株数や株数区分は変わらず、各区分のクーポン金額が増えています。そのため、制度の対象者を広げる変更ではなく、既存の対象株主に対する優待額の拡充です。

ただし、受け取れるのは現金や一般的な金券ではなく、株主専用ECサイトで使うクーポンです。額面だけでなく、対象商品や利用条件も確認する必要があります。

会社情報:アルマード・公式サイト

公式IR:アルマード・IRニュース

※IRニュース一覧から、2026年9月7日付「株主優待制度の内容変更に関するお知らせ」を確認してください。

2.一蔵(6186)|閉店するレストランを優待メニューから削除

どんな会社か

一蔵は、振袖や着物の販売・レンタル、着付け、写真撮影などを行う和装事業と、結婚式場やレストランを運営するウエディング事業を展開しています。

今回の株主優待

株主優待の対象となっていた京都のレストラン「イル ギオットーネ ディピュー」が、2026年9月末で閉店します。

これに伴い、同店を株主優待の対象レストランから削除します。同店で株主優待を利用するための予約受付は、2026年9月23日までです。

  • 最低必要株数:100株
  • 基準日:毎年3月末
  • 優待方式:複数の優待メニューから1つを選択
  • 対象レストランの予約期限:2026年9月23日

ここをどう見るか

今回の変更は、一蔵の株主優待制度全体を廃止または縮小するものではありません。閉店する1店舗が、選択式の優待メニューから外れる変更です。

和装、ウエディング、その他のレストランに関する優待は継続します。同店での利用を予定している場合は、閉店日だけでなく、優待予約の受付期限が2026年9月23日である点にも注意が必要です。

会社情報:一蔵・公式サイト

公式IR:「株主優待制度の一部変更に関するお知らせ」

3.萩原工業(7856)|廃止予定を撤回し、条件変更のうえ制度を継続

どんな会社か

萩原工業は、ブルーシートなどに使われる合成樹脂製のフラットヤーンやシートを製造しています。

これに加えて、フィルムや繊維を加工する製造機械、自動化機器なども手掛けています。

今回の株主優待

萩原工業からは、株主優待に関する2件の発表がありました。

1件目は、2026年10月末を基準日とする優待商品の具体的な内容です。

必要株数継続保有3年未満継続保有3年以上
100株以上1,000株未満1,000円相当2,000円相当
1,000株以上3,000円相当6,000円相当

マスキングテープ、食品、QUOカード、寄付などから、保有株数と保有期間に応じた商品を選択できます。

2件目は、2027年10月期以降の制度に関する発表です。

同社は、2026年10月末を最後に株主優待制度を廃止する予定でしたが、この方針を変更し、2027年10月期以降も制度を継続します。

ただし、2027年以降は必要株数と継続保有条件が変わります。

必要株数継続保有1年以上3年未満継続保有3年以上
300株以上500株未満1,000円相当2,000円相当
500株以上1,000株未満2,000円相当4,000円相当
1,000株以上3,000円相当6,000円相当
  • 2026年分の最低必要株数:100株
  • 2026年分の基準日:2026年10月末
  • 2027年以降の最低必要株数:300株
  • 2027年以降の継続保有条件:1年以上

ここをどう見るか

今回の発表により、株主優待制度そのものは2027年以降も継続します。一方で、最低必要株数は100株から300株へ引き上げられ、1年以上の継続保有も必須になります。

したがって、単純な「優待再開」や「拡充」ではありません。制度廃止が撤回された点は継続決定ですが、100株を保有する株主にとっては対象外となる条件変更です。

2026年10月末分と2027年10月期以降では条件が異なるため、どちらの制度を見ているのかを分けて確認する必要があります。

会社情報:萩原工業・公式サイト

公式IR:「株主優待内容の決定に関するお知らせ」

公式IR:「株主優待制度の再開に関するお知らせ」

4.京成電鉄(9009)|優待乗車証と交換できる商品を追加

どんな会社か

京成電鉄は、成田空港へのアクセスを含む鉄道事業を中心に、バス、不動産、流通、ホテル、レジャーなどを展開する交通グループです。

今回の株主優待

2026年9月末基準の優待から、株主優待乗車証と交換できる商品を追加します。

追加される商品は次のとおりです。

追加される交換商品必要な優待乗車証
筑波山京成ホテル「天空の湯」日帰り入浴券1枚
ふなばしアンデルセン公園入園券1枚
MOVIX映画鑑賞券2枚
  • 最低必要株数:100株
  • 100株保有時の乗車証:回数券式乗車証1枚
  • 適用開始:2026年9月末基準
  • 優待方式:交付された優待乗車証を対象商品と交換

ここをどう見るか

今回の変更は、優待乗車証の枚数を増やすものではなく、乗車証の使い道を増やす拡充です。

100株以上で回数券式乗車証1枚を受け取れますが、MOVIX映画鑑賞券への交換には乗車証が2枚必要です。100株を1回の基準日で保有しただけでは、映画鑑賞券への交換に必要な枚数に届かない点に注意が必要です。

会社情報:京成電鉄・株主優待

公式IR:京成電鉄・IRニュース

※IRニュース一覧から、2026年9月7日付の株主優待に関する資料を確認してください。

5.アルビス(7475)|公開買付けの成立を条件に株主優待を廃止

どんな会社か

アルビスは、富山県、石川県、福井県を中心に、岐阜県と愛知県にも食品スーパーマーケットを展開する会社です。

今回の株主優待

ライフコーポレーションによる公開買付けが成立することを条件として、株主優待制度を廃止します。

最後の優待は、2026年3月末を基準日とする分です。2026年9月末以降の株主優待は実施しません。

  • 廃止前の最低必要株数:100株
  • 最終基準日:2026年3月末
  • 2026年9月末以降:実施なし
  • 廃止条件:公開買付けの成立

ここをどう見るか

今回の廃止には、公開買付けの成立という条件が付いています。条件の成否や今後の手続については、公開買付けに関する開示も併せて確認する必要があります。

また、最後の基準日は2026年3月末で、すでに通過しています。現在100株を取得しても、新たに株主優待を受けられる制度ではありません。

会社情報:アルビス・公式サイト

公式IR:アルビス・IR情報

※IR情報から、2026年9月8日付の株主優待制度廃止に関する資料を確認してください。

6.ROBOT PAYMENT(4374)|2分割に合わせて必要株数を調整

どんな会社か

ROBOT PAYMENTは、法人向けの決済サービスや、サブスクリプション管理、請求・債権管理を自動化するクラウドサービスを提供しています。

今回の株主優待

1株を2株に分割することに伴い、株主優待の株数区分を変更します。

分割後の株数区分は、分割前の2倍になります。優待として受け取れるデジタルギフトの金額に実質的な変更はありません。

分割後の必要株数継続保有条件デジタルギフト
200株以上400株未満1年未満2,000円分
200株以上400株未満1年以上3,000円分
400株以上1,200株未満1年以上7,000円分
1,200株以上2,200株未満1年以上22,000円分
2,200株以上1年以上44,000円分
  • 株式分割比率:1株を2株に分割
  • 変更後の最低必要株数:200株
  • 適用開始:2027年3月末基準
  • 分割前100株に相当する株数:分割後200株

ここをどう見るか

必要株数は100株から200株へ増えたように見えますが、保有株式数自体も分割によって2倍になります。

そのため、分割前の100株は分割後の200株に相当し、優待を受けるための実質的な保有水準は変わりません。今回の変更は、株式分割に合わせた形式的な調整です。

上位区分には1年以上の継続保有条件があるため、株数だけでなく保有期間も確認する必要があります。

会社情報:ROBOT PAYMENT・公式サイト

公式IR:ROBOT PAYMENT・株主優待ページ

7.イクヨ(7273)|年間6万円分のQUOカード優待を導入

どんな会社か

イクヨは、自動車やトラック向けの内装・外装用樹脂部品を開発・製造・販売する会社です。

今回の株主優待

過去の単発的な記念優待ではなく、毎年継続して実施する株主優待制度を導入します。

対象となる株主には、年間6万円分のQUOカードを贈呈します。

  • 必要株数:1,000株以上
  • 継続保有条件:1年以上
  • 対象者:国内居住株主
  • 最初の贈呈時期:2027年12月上旬予定
  • 初回判定:2026年9月末から2027年9月末まで条件を満たす必要あり

ここをどう見るか

年間6万円分という金額だけでなく、1,000株以上を1年以上継続して保有する必要がある点が重要です。

最初のQUOカードは2027年12月上旬に贈呈される予定で、2026年9月末から2027年9月末までの保有状況が関係します。基準日に1回だけ1,000株を保有すれば受け取れる制度ではありません。

また、対象者は国内居住株主に限られます。優待額だけでなく、長期保有条件や制度の継続性も確認したいところです。

会社情報:イクヨ・公式サイト

公式IR:イクヨ・公式サイト/IR情報

※公式サイトのIR情報から、2026年9月9日付「継続的な株主優待制度の導入に関するお知らせ」を確認してください。

8.大成温調(1904)|4分割後も優待を受ける実質的な水準は変更なし

どんな会社か

大成温調は、建物の空調設備、給排水・衛生設備、電気設備などの設計、施工、保守を行う設備工事会社です。

今回の株主優待

1株を4株に分割することに伴い、株主優待の必要株数を4倍に変更します。

分割前の必要株数分割後の必要株数年間QUOカード1回当たり
300株以上500株未満1,200株以上2,000株未満8,000円分4,000円分
500株以上900株未満2,000株以上3,600株未満15,000円分7,500円分
900株以上3,600株以上30,000円分15,000円分
  • 株式分割比率:1株を4株に分割
  • 変更後の最低必要株数:1,200株
  • 適用開始:2027年3月末基準
  • 優待回数:年2回

ここをどう見るか

分割前の300株は、分割後の1,200株に相当します。必要株数は4倍になりますが、保有株式数も4倍になるため、優待を受けるための実質的な保有水準は変わりません。

年間のQUOカード金額も、8,000円、15,000円、30,000円のままです。今回の変更は優待の拡充や縮小ではなく、株式分割に合わせた調整です。

会社情報:大成温調・公式サイト

公式IR:「株式の分割、株式分割に伴う定款の一部変更、株主優待制度の変更および配当予想の修正に関するお知らせ」

9.ベストワンドットコム(6577)|デジタルギフトを廃止し、旅行割引券を継続

どんな会社か

ベストワンドットコムは、クルーズ旅行専門サイト「ベストワンクルーズ」などを運営するオンライン旅行会社です。

今回の株主優待

株主優待のうち、デジタルギフトを廃止します。デジタルギフトは、2026年7月末を基準日とする優待が最後です。

2027年7月末以降は、クルーズ旅行割引券のみを継続します。

必要株数2027年7月末以降の旅行割引券
100株以上500株未満10,000円分
500株以上1,000株未満20,000円分
1,000株以上30,000円分
  • 旅行割引券の最低必要株数:100株
  • デジタルギフトの最終基準日:2026年7月末
  • 変更後の制度:クルーズ旅行割引券のみ

ここをどう見るか

株主優待制度そのものがなくなるわけではありませんが、幅広い用途に交換できるデジタルギフトが廃止されます。

残るのはクルーズ旅行割引券です。クルーズ旅行を利用しない株主にとっては、優待の使いやすさが低下する可能性があります。旅行割引券の額面を、現金や一般的な金券と同じ価値として考えない方がよいでしょう。

会社情報:ベストワンドットコム・公式サイト

公式IR:ベストワンドットコム・IR情報

※IR情報から、2026年9月10日付の株主優待制度変更に関する資料を確認してください。

10.マーケットエンタープライズ(3135)|交換先からHuluチケットを削除

どんな会社か

マーケットエンタープライズは、「高く売れるドットコム」や「おいくら」などのネット型リユース事業を中心に、メディア事業やモバイル通信事業も展開しています。

今回の株主優待

株主優待として提供しているデジタルギフトの交換先から、Huluチケットを削除します。

Huluチケットへの最終交換期限は、2026年9月24日11時59分です。

デジタルギフトの金額、その他の交換先、必要株数、継続保有条件に変更はありません。

  • 必要株数:500株以上
  • 継続保有条件:1年以上
  • 基準日:6月末・12月末
  • 優待内容:各基準日にデジタルギフト25,000円分
  • Huluチケットへの最終交換期限:2026年9月24日11時59分

ここをどう見るか

今回の発表は、デジタルギフトそのものの廃止や減額ではありません。複数ある交換先のうち、Huluチケットだけが対象外になります。

Huluチケットへの交換を予定している場合は、最終交換期限に注意が必要です。その他の交換先や優待金額、500株以上を1年以上保有する条件に変更はありません。

会社情報:マーケットエンタープライズ・公式サイト

公式IR:マーケットエンタープライズ・株主優待情報

11.ロココ(5868)|100株のQUOカードと長期株主向けカタログを具体化

どんな会社か

ロココは、ITシステムの開発・運用、ヘルプデスク、ITアウトソーシングなどを提供する会社です。

顔認証システムやチケット管理システムなども手掛けています。

今回の株主優待

2026年8月に導入を予告していた株主優待制度について、具体的な内容を決定しました。

必要株数・保有条件優待内容
100株以上オリジナルQUOカード1,000円分
500株以上を1年以上継続保有上記に加え、地域特産品などのカタログギフト3,000円相当
  • 基本優待の最低必要株数:100株
  • 基本優待:オリジナルQUOカード1,000円分
  • 追加優待:500株以上を1年以上継続保有
  • 追加優待の内容:カタログギフト3,000円相当

ここをどう見るか

今回の発表は、新たに制度を導入したという発表ではなく、8月に予告していた制度の内容を具体化したものです。

100株以上の基本優待には、入力情報上、継続保有条件は示されていません。一方、カタログギフトを受け取るには、500株以上を1年以上継続保有する必要があります。

500株以上の長期株主は、QUOカードに加えてカタログギフトを受け取る設計です。基本優待と追加優待の条件を分けて確認する必要があります。

会社情報:ロココ・公式サイト

公式IR:ロココ・IR情報

※IR情報から、2026年9月11日付の株主優待制度の具体的内容に関する資料を確認してください。

12.HUMAN MADE(456A)|保有期間に応じた限定グッズ優待を新設

どんな会社か

HUMAN MADEは、ファッション・ライフスタイルブランド「HUMAN MADE」の商品を企画・製造し、国内外で販売する会社です。

今回の株主優待

毎年1月末時点の株主を対象として、保有期間に応じた株主限定オリジナルグッズを贈呈する制度を導入します。

継続保有期間優待内容
1年以上所定の株主限定オリジナルグッズ
3年以上複数の商品から選択
5年以上今後決定
  • 必要株数:100株以上
  • 基準日:毎年1月末
  • 通常の継続保有条件:1年以上
  • 初回基準日:2027年1月末
  • 初回のみ:保有期間要件を免除し、1年以上区分の商品を贈呈

ここをどう見るか

通常は100株以上を1年以上継続して保有する必要がありますが、初回の2027年1月末分に限って保有期間要件が免除されます。

初回対象者も、受け取るのは1年以上区分のオリジナルグッズです。3年以上の選択式優待や、今後決定される5年以上の区分が初回から適用されるわけではありません。

優待品は金額が明示された金券ではないため、金額換算よりも、限定グッズを実際に希望するかどうかが重要になります。

会社情報:HUMAN MADE・公式サイト

公式IR:HUMAN MADE・適時開示一覧

※適時開示一覧から、2026年9月11日付の株主優待制度導入に関する資料を確認してください。

13.シルバーライフ(9262)|優待基準日を1月末から7月末へ変更

どんな会社か

シルバーライフは、高齢者向け配食フランチャイズの「まごころ弁当」「配食のふれ愛」や、冷凍弁当サービス「ライフミール」などを展開しています。

今回の株主優待

株主優待の基準日を、毎年1月末から毎年7月末へ変更します。

この変更により、予定されていた2027年1月末基準の優待は実施されません。次回は、2027年7月末を基準日として実施されます。

  • 必要株数:200株以上
  • 変更前の基準日:毎年1月末
  • 変更後の基準日:毎年7月末
  • 次回基準日:2027年7月末
  • 優待内容:「ライフミール」で使える商品券5,000円分
  • 優待内容と必要株数:変更なし

ここをどう見るか

優待内容や必要株数は変わりませんが、基準日が半年後ろへ移動します。

特に注意したいのは、2027年1月末分が実施されないことです。単なる日付の読み替えではなく、次回の権利確定が2027年7月末になるため、優待を受け取る時期も従来より後になります。

会社情報:シルバーライフ・公式サイト

公式IR:シルバーライフ・IRニュース

※IRニュースから、2026年9月11日付の株主優待基準日変更に関する資料を確認してください。

14.はてな(3930)|記念優待に関する費用計上で、制度変更ではない

どんな会社か

はてなは、「はてなブログ」「はてなブックマーク」などのインターネットサービスを運営する会社です。

マンガビューワ「GigaViewer」や、サーバー監視サービス「Mackerel」など、法人向けのサービスも提供しています。

今回の発表

今回の発表は、株主優待制度の新設や変更ではありません。

2026年4月に決定した上場10周年記念優待について、見積費用74百万円を2026年7月期の営業外費用として計上したという内容です。

記念優待の内容は次のとおりです。

  • 必要株数:300株以上
  • 基準日:2026年7月31日
  • 優待内容:デジタルギフト25,000円分
  • 実施回数:今回限り
  • 発表内容:優待に関する見積費用74百万円の計上

ここをどう見るか

適時開示に株主優待の記載がありますが、今回の発表によって優待内容や対象条件が変わったわけではありません。

また、記念優待の基準日は2026年7月31日で、すでに通過しています。現時点で新たに300株を取得しても、この記念優待の対象にはなりません。

今回限りの記念優待であり、毎年実施する恒常的な株主優待制度ではない点にも注意が必要です。

会社情報:はてな・サービス紹介

公式IR:はてな・IRニュース

※IRニュースから、2026年9月11日付の株主優待に関する費用計上の資料を確認してください。

まとめ

今回は、2026年9月7日から11日までに発表された、14社の株主優待関連情報を紹介しました。

株主優待の導入・廃止だけでなく、優待品の追加や削除も、今回の記事では扱いました。

今後も、株主優待に関する公式発表をウォッチし、報告していきたいと思います。

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